2016年7月の読書報告

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4016ページ
ナイス数:358ナイス

怒り(下) (中公文庫)怒り(下) (中公文庫)感想
人を信じるためには、その人の何を知るべきか。 それを知らないと、人は人を信じられないのか。 「信」という字は、「人が言う」ことによって、成り立つのであれば、言わないと信じられない、信じてもらえない、ということになる。『怒り』は、父娘、ゲイの若者、母娘の3場面+刑事の場面で4場面がそれぞれ併行して、話が進んでいく。 答えはここに在る。いや、ここのどれかに在った。
読了日:7月28日 著者:吉田修一
怒り(上) (中公文庫)怒り(上) (中公文庫)感想
前半戦。父娘、ゲイの若者、母娘の3場面+刑事の場面で4場面がそれぞれ併行して、話が進んでいく。ただ時期が本当に併行してるかは、今のところやや不明確。後半戦でどう繋がっていくのか。 レビュアー大賞のレビュー投稿は後半戦で!! ・・・いいんだよね??
読了日:7月26日 著者:吉田修一
セカンド・ラブ (文春文庫)セカンド・ラブ (文春文庫)感想
イニシエーション・ラブと共通する部分もあるが、読みながら、今回は大筋はこうだろうな、って思えた。ただ・・・やはり最後は「えっ!?」状態にされてしまった(苦笑)。謎が分かったと思ったら、、、ホラーになっとるがな!!
読了日:7月25日 著者:乾くるみ
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)感想
当時の自分と重ね合わせてた。「上」とたまにつるむけど、決して「上」では無く、「メジャー軍団はやっぱ違うなぁ」って連れとよく話してたのを思い出した(苦笑)たまに彼らと一緒いると、優越感?みたいなものを確かに感じてたし(再苦笑)でも、連れ同士の仲が悪くなった時に、両方ともと仲良くし続けるのは、今でも難しいな、って思うなぁ。
読了日:7月24日 著者:朝井リョウ
眠りの森 (講談社文庫)眠りの森 (講談社文庫)感想
人のいろいろな感情を複雑に絡めて、ミステリーに仕立てあげるのは、本当に驚かされる。接点がありそうで、中々みつからない状況を維持しつつ、謎をちりばめていき、最後一気に収束させる。後半はいつも止められずに睡眠時間が削られる(苦笑)
読了日:7月22日 著者:東野圭吾
ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)感想
切なさで泣けた。切なさが折り返したんだな、ってことを考えて、もっかい泣けた。自分なら耐えられないしだろうし、間違い無く、25歳の時も行動しちゃってるはず。いやぁ、切なさにまいりました。
読了日:7月18日 著者:七月隆文
何者 (新潮文庫)何者 (新潮文庫)感想
SNSができたことによって、ある意味表面化したものだと思うが、多かれ少なかれ、誰でも思ってしまうことでもあるかな、とも思う。・・・と、俯瞰して見てると自分も・・・ってことかな?(苦笑)自分は劣等感を感じることが多く、一生懸命、何かに打ち込むことが少ないので、もっとカッコ悪いような気が。。。アカン!気をつけよっ!!
読了日:7月17日 著者:朝井リョウ
本日は、お日柄もよく (徳間文庫)本日は、お日柄もよく (徳間文庫)感想
何回涙が出てきたことか。涙は乾くものなのに、乾く前にまた涙が出てきた。話を聞くこと、伝えることの力強さというものを教えられた。これからはもっと言葉を大事にしていきたい。
読了日:7月15日 著者:原田マハ
イニシエーション・ラブ (文春文庫)イニシエーション・ラブ (文春文庫)感想
一日読了。最後から二行目は、予定どおり(?)「はっ?」ってなった(苦笑) 更に予定どおり、すぐにざっと読み返し、今度は主に日時の確認と彼と彼女の言動の確認。内容については、いろいろな意見があると思うが、構成はすごい!特に「初めての」くだりが、全く意味が変わるかな(笑)
読了日:7月9日 著者:乾くるみ
時生 (講談社文庫)時生 (講談社文庫)感想
タイムスリップだけを捉えればSFっぽいが、未来の機器などが出てくることは無い。それどころか、なんだか本当にありそうな感じで、且つしっかりストーリー性もあり、感動もできるように仕上がっている。そりゃ麗子さんも信じるわ(笑)
読了日:7月6日 著者:東野圭吾
クリーピー スクリーチ (光文社文庫)クリーピー スクリーチ (光文社文庫)感想
ハラハラ感で言えば前作の方がより強かったと思う。急変ぶりに気持ちが追いつかないのは、自分が正常だからなのか?登場人物の背景、登場人物同士の交わりが、もう少し欲しかったかな?個人的には、それがあるともっと楽しめた、と思う。
読了日:7月4日 著者:前川裕
ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)感想
感動的な話をミステリーにしたのか?登場人物が結果的には輪で繋がってることになるけど、時代も超えてるから、三次元?四次元?的な繋がりになるのか?圧巻の一言。。 スゴイ!オモシロイ!!ナケル!!! オススメの一冊。
読了日:7月2日 著者:東野圭吾

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